追立久夫の健康によい家庭でできる薬膳料理教室
 

追立久夫
韓国梁山大学 YANGSAN COLLEGE にて
「薬膳と健康について」講演


・講演場所 大学
    韓国 梁山大学 YANGSAN COLLEGE
・講演日時 期間
    17年 6月1日
・公演内容
    「薬膳と健康」について
     調理実演
      ・海鮮とフルーツの辛子和え物冷菜
      ・鶏肉と豆腐の野菜スープ
      ・海老ときのこの炒め物
      ・豚足と百合根のはと麦の蒸し物

●●公演内容一部抜粋●●
「薬膳と健康について」
まず、薬膳とはいったい何なのか?から簡単に説明いたします。
自然薬・伝統医薬としての漢方は、
宇宙の原理、自然の原理にもとずいて、宇宙の一員である人間の心身のひずみ、疲労、体調の不和、心身の不調などの疾患の、正常化をはかる「天然物」です。
この「天然物」には、一般的に、にがい、おいしくない、グロテスク、値段が高い、高価な漢方薬を思い浮かべてしまいますが、私たちが、毎日食べている食材にもそれぞれ効能や役割が有り、これも立派な天然物の自然薬なのです。
したがって、色々な食材、漢方薬を活用するためには、自然の原理とそれに対応するための、先人の知恵と方法を正しく理解しておかないと、使い物にはなりません。
これを知って調理するのと、しないのではまったく違います。
「医食同源」という言葉がよく使われておりますが、食べ物が薬となるわけですから、薬品にたよる前に、まず日々の食事で健康を維持すべきである、というのがこの言葉の意味するところであります。
食物による健康維持の一つの特徴は、日常食べる事を前提としているので、1度食べたから、すぐに効果が現れるのではなく、食べ続けるうちに、じんわりと効き目が見えてくる、このゆるやかな作用のために、無理なく、体質改善など時間をかけて行うものです。
又、病気にならないための予防にも大変有効であります。
ですからいうまでもなく毎日の食事がいかに大切か、また、どういった食物が、体にいいのかといった研究に加え、おいしく調理するための技術も学ばなければなりません。
私は、このおいしく調理する技術を皆さんに教えて行きたいとおもっております。

その前に、私が薬膳料理を研究するきっかけになりました事を、お話いたします。
それは、最愛の息子が難病を発病したことにあります。
紫斑病といいまして血液の病気です。

さて、これで私の話は、終わりにしまして今回は、香辛料について簡単にお話したいと思います。
「香辛料」イコール「刺激物」というイメージが有り、高血圧、胃腸が弱い、あるいは、コレステロール、中性脂肪が高い、といった内科的トラブルを抱えている人ほど、その傾向が強いようですが、香辛料と言いましても、胡椒や辛子、韓国では、切っても切れない唐辛子、しょうが、又、わさび、山椒などおなじみのものから、ナツメグ、ウイキョウ、コローブ、シナモン、カルダモンといたものまで、多くの種類があり香辛料は料理にとって欠かせないものです。
中国、欧米では、40から50種類のスパイスを並べている家庭はざらにあります。
日本では、寿司や刺身のわさび、うなぎの蒲焼の山椒、焼き魚の生姜、などが日本独特の香辛料です。
これもわけなく香辛料がついているのではなく、ちゃんと理由があるのです。
現代の食生活では、香辛料を上手に使いこなすことが、健康維持、病気予防への近道といえるでしょう。

●●追立久夫より韓国の講演についての印象●●

 新鮮な野菜が豊富で、肉と食べたら野菜もたくさん一緒に食べるという理にかなった食事です。

 韓国料理も、りっぱな薬膳料理ですが、薬膳という意味が浸透しておらず、又、新しいジャンルの料理に関心は大変深かったように思います。

 韓国の方の薬膳料理への関心度には大変びっくりしました。調理実習では、皆さん大変上手に調理をしていました。これからも、もっとおいしく、美しく、家庭でも出来る薬膳を広げて行きたいと思っております。

料理教室に戻る

 
Copyright (C) 2005, OITATE