| まず、薬膳とはいったい何なのか?から簡単に説明いたします。 自然薬・伝統医薬としての漢方薬は、宇宙の原理、自然の原理にもとずいて、 宇宙の一員である人間の心身のひずみ、疲労、体調の不和、心身の不調などの 疾患の、正常化をはかる「天然物」です。この「天然物」には、一般的に にがい、おいしくない、グロテスク、値段が 高い高価な漢方薬を思い浮かべてしまいますが、私たちが、毎日食べている食材 にもそれぞれ効能や役割が有り、これも立派な天然物の自然薬なのです。 したがって、色々な食材、漢方薬を活用するためには、自然の原理とそれに対応 するための、先人の知恵と方法を正しく理解しておかないと、使い物にはなりません。 これを知って、調理するのとしないのではまったく違います。 「医食同源」という言葉がよく使われておりますが、食べ物が薬となるわけですから 薬品にたよる前に、まず日々の食事で健康を維持すべきである というのが この言葉の意味するところであります。 | |
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食物による健康維持の一つの特徴は、日常食べることを前提としているので、 1度食べたからすぐに効果が現れるのではなく、食べ続けるうちに、じんわりと 効き目が見えてくる、このゆるやかな作用のために、無理なく、体質改善など 時間をかけて行なうものです。 又病気にならないための予防にも大変有効であります。ですから言うまでもなく毎日の食事がいかに大切か、又どういった食物が、 体に良いのかといった研究に加え、おいしく調理するための技術も学ばなければ なりません。 私は、このおいしく調理する技術を皆さんに教えていきたいと思っております。 |